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自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)森 博嗣¥ 714 集英社 2009-11-17 評価:4.0 (カスタマーレビュー 15 件) amazonランキング 6463 位 |
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カスタマーレビュー/新着5件
2010-05-24 評価:3 『思想を知りたければ小説のほうがいい』
今までの小説中に散見されていた著者の思想をわりとダイレクトに語った書籍。
個人的な感想としては、どうせ小説家なら小説中で語られている思想の断片について、自分なりに考えた方がいい。
森博嗣の思想は、今ではただクールだが、それは若い頃の様々な苦闘(例えば、漫画のプロデューサーになろうとしたこととか)の末に獲得したもので、こうしてダイレクトに語られても、感心はするが、実践するとなると話は別だ。
この本に書かれている事柄は手っ取り早く自己啓発したい人間にとって、小説を読むよりも手軽と思えるかもしれないが、著者は自分の小説中に同じ思想を登場人物に委託し、何度もオブラートに包んで語っている。小説中の人物、出来事が架空の産物とはいっても、著者の一部分であることは否定できない。
興味もない推理小説を読むことは時間の無駄、と思えるかしれないが、推理小説というものは事件がおこるというフォーマットに従えば、思想小説でも衒学趣味でも何でもOKという、ある意味で自由な小説なのだ。京極夏彦の小説の異常なぶ厚さがそれを物語っている。
やはり小説を読む方が遠回りなようで近道である、というのが、著者の作品群を追いかけてきた一読者としての率直な感想だ。
個人的な感想としては、どうせ小説家なら小説中で語られている思想の断片について、自分なりに考えた方がいい。
森博嗣の思想は、今ではただクールだが、それは若い頃の様々な苦闘(例えば、漫画のプロデューサーになろうとしたこととか)の末に獲得したもので、こうしてダイレクトに語られても、感心はするが、実践するとなると話は別だ。
この本に書かれている事柄は手っ取り早く自己啓発したい人間にとって、小説を読むよりも手軽と思えるかもしれないが、著者は自分の小説中に同じ思想を登場人物に委託し、何度もオブラートに包んで語っている。小説中の人物、出来事が架空の産物とはいっても、著者の一部分であることは否定できない。
興味もない推理小説を読むことは時間の無駄、と思えるかしれないが、推理小説というものは事件がおこるというフォーマットに従えば、思想小説でも衒学趣味でも何でもOKという、ある意味で自由な小説なのだ。京極夏彦の小説の異常なぶ厚さがそれを物語っている。
やはり小説を読む方が遠回りなようで近道である、というのが、著者の作品群を追いかけてきた一読者としての率直な感想だ。
2010-04-21 評価:4 『従来からの読者にとっての新しさはないけれど、こういうあり方もあり、だということを知っているべき』
森博嗣の本。
これまでにも、小説以外の日記、エッセイ本等何冊か出しているが、今回のものは、主に、自由、或いは支配と言ったテーマに沿って書かれている。書かれている内容は、具体的なハウツーものというよりは、もう少し抽象的な内容、現状はどうなっているのか、そして、自分はどうしたいのか、では、そのためにはどうすればいいのかというような、あり方となっている。
しかし、これまでに、森博嗣の書いた小説以外のエッセイ、ブログを読んでいたものとしては、この本の内容は、特別に新しいものはない。あくまでもこれまでにも色々な場で書いていたことを、もう一度まとめて整理しているという感じ。あとは、若干近況に近いところの情報もある。
この本で、書かれている内容は、読み慣れた人間からすると、ごくごく当然のことを書いているだけのように思えるが、こうやって本としての需要があることを考えると、現実は全くそうではない、という面もあるとも思う。
これまでにも、小説以外の日記、エッセイ本等何冊か出しているが、今回のものは、主に、自由、或いは支配と言ったテーマに沿って書かれている。書かれている内容は、具体的なハウツーものというよりは、もう少し抽象的な内容、現状はどうなっているのか、そして、自分はどうしたいのか、では、そのためにはどうすればいいのかというような、あり方となっている。
しかし、これまでに、森博嗣の書いた小説以外のエッセイ、ブログを読んでいたものとしては、この本の内容は、特別に新しいものはない。あくまでもこれまでにも色々な場で書いていたことを、もう一度まとめて整理しているという感じ。あとは、若干近況に近いところの情報もある。
この本で、書かれている内容は、読み慣れた人間からすると、ごくごく当然のことを書いているだけのように思えるが、こうやって本としての需要があることを考えると、現実は全くそうではない、という面もあるとも思う。
2010-04-02 評価:4 『知らず知らずの内の束縛に気づく大切さ』
「自由」について、筆者なりの見解と世間を見ていて筆者が感じた違和感が書かれています。
確かに主張通り、例えば100年前の日本と今の日本では今の方が「自由」な筈ですが、
少なくとも筆者からみた人々(と私)は自由をあまり感じていません。
この本の趣旨からして、劇的に生き方を変えるものや、ビジネスが思い通りいくような
内容は全く書かれていません。結論の無い構成です。
しかし、少なくとも自由を追い求める余り逆に自分を縛り付けていないか「考えること」の
きっかけにはなると思います。
誰かに答えを貰うのが日本風(時に常識・宗教に答えを貰う)と私は感じていますが、
考えることを止めたら人間の本質としてそれまでではないか、とも思います。
答えが自分に不利益をもたらすと誰かのせいにできますが、自分で選んだ選択の責任は
自分にありますし、考えること自体が時にエネルギーを必要とします。
それでも一生考え続けることが「自由」の対価と思います。
そして万人に当てはまらないにしても、筆者の主張する「自由」を追求する利得は十分あると感じました。
この本は別に「完全なる自由」を推奨している訳ではありません。
完全に常識など無視しろとも主張していません。
誰か、何かの束縛を受け(ることで責任回避と安心感を得る)る人生もまた自由な訳です。
ただ、そうではない選択肢もあるということを提案していると感じました。
確かに主張通り、例えば100年前の日本と今の日本では今の方が「自由」な筈ですが、
少なくとも筆者からみた人々(と私)は自由をあまり感じていません。
この本の趣旨からして、劇的に生き方を変えるものや、ビジネスが思い通りいくような
内容は全く書かれていません。結論の無い構成です。
しかし、少なくとも自由を追い求める余り逆に自分を縛り付けていないか「考えること」の
きっかけにはなると思います。
誰かに答えを貰うのが日本風(時に常識・宗教に答えを貰う)と私は感じていますが、
考えることを止めたら人間の本質としてそれまでではないか、とも思います。
答えが自分に不利益をもたらすと誰かのせいにできますが、自分で選んだ選択の責任は
自分にありますし、考えること自体が時にエネルギーを必要とします。
それでも一生考え続けることが「自由」の対価と思います。
そして万人に当てはまらないにしても、筆者の主張する「自由」を追求する利得は十分あると感じました。
この本は別に「完全なる自由」を推奨している訳ではありません。
完全に常識など無視しろとも主張していません。
誰か、何かの束縛を受け(ることで責任回避と安心感を得る)る人生もまた自由な訳です。
ただ、そうではない選択肢もあるということを提案していると感じました。
2010-02-07 評価:5 『めずらしい本』
この本には他の自己啓発本にあまりない特徴を持っている。
日本語で書かれたことと
著者が累計1000万部売り上げた小説家であることだ。
内容もめずらしいし、面白かった。
自分は「抽象力」とか「拘り」の部分が好きだ。
日本語で書かれたことと
著者が累計1000万部売り上げた小説家であることだ。
内容もめずらしいし、面白かった。
自分は「抽象力」とか「拘り」の部分が好きだ。












心に響く文章がたくさんあり、非常に面白かった。
つい楽なほうへと流されてしまう自分の戒めにしたい本。